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<報告>防災研修会

 9月27日(木)、防災研修会を開催しました。

今回は神戸市の「人と防災未来センター」を訪問、阪神大震災の映像記録や展示などを見学後、午後からは防災士・湯井(ぬくい)恵美子先生を講師にお迎えして、「災害時に障がい児者のいのちを守りつなぐために」というタイトルでお話しいただきました。

 また障がいのある息子さんが描かれた絵が、災害の前後でまったく違うものとなっており、障がいのある人にとって心理的なショックがいかに大きく外に出せずに苦しんでいるかがはっきりとわかりました。災害後に二次的被害(ストレス)で亡くなる方に高齢者と障がい者が多いというのもうなずける作品でした。

 先生によれば「来るべき南海トラフ地震に備えて、親として障がいのある子どものために、防災のための知識と備えをしっかり準備しておかなければならない」とのことで、正しい避難の仕方や防災グッズの種類と使い方などを教えていただきました。

 今年は例年になく地震・大雨・台風など災害が多く、気の休まるときのない1年となっています。この機会に、「我が家の防災」について考えてみたいと思う研修会でした。