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<報告>きょうだい会講演会~あすぱるにて~

 

伊丹市立こども発達支援センター(あすぱる)保護者会での講演

 

 去る613日に、伊丹市立こども発達支援センター(あすぱる)保護者会から依頼を受けて、約1時間、障がい児・者の兄弟姉妹(きょうだい)についてのお話をしました。 

 「あすぱる」は20164月に開所した発達支援を必要とする子どもたちへの伊丹市立の総合拠点です。昨年夏休みに、「あすぱる」における障がい児について来る「きょうだい」の支援のボランティアに、伊丹きょうだい会・KGきょうだい会(フレーレ・ねっと)ともに参加しました。その縁で今年2月の伊丹きょうだい会主催の講演会「障害者のきょうだいが持つ体験や思い」の時に「あすぱる」の職員さんが参加してくださいました。更に今回の保護者会での講演依頼となりました。

 最初に伊丹きょうだい会会長として、障がい者のきょうだいの思いについて全国きょうだいの会のパンフレット「若いお父さんお母さんへ 障がいのある人の“きょうだい”のホンネ」を中心に自分自身の体験も交えてお話しました。その後、KGきょうだい会(フレーレ・ねっと)代表の奥田さんが、主に「フレーレ・ねっと」の活動紹介をされました。またご自身の体験を話されたのを保護者の皆さんが興味深く聞いておられました。

 保護者13名、職員3名、きょうだい会関係者4名の参加でした。

 そのアンケートには下記のような意見(抜粋)がありました。

 今後も双方ともに交流していくということになりました。

 

<アンケートより> 

・親として「きょうだい」の子にも、もっと目を向けていかないといけないのかなぁと思いました。さみしい思いをさせていたなぁと気付かされました。

・母だけじゃなく、父も一緒に接することが大事だなと思いました。

・心のどこかで、親の死後はきょうだいに託したいという気持ちがありましたが、それがプレッシャーになるということ。きょうだいの本音が聞けて良かったです。

・こんな組織があることに感動しました。もっときょうだい会が大きくなって、きょうだいが安心して自信をもって生きてくれたらと思いました。

・障がいのある子を預けて、きょうだいと楽しく過ごす時間もちゃんと作ってあげよう!と思いました。

・今からきょうだいを作りたいと思う親に対してのお話をもっと混ぜてもらえるとありがたいです。